【コラム】アメリカ大学進学のススメ - アメリカ大学給付型奨学金留学プログラム

【コラム】アメリカ大学進学のススメ

インタビューアー

今日はよろしくお願いします。さて、早速このセッションのトピック、「あなたはアメリカの大学を進路として選ぶべきか? 」について、高瀬先生のお話しをお聞かせください。

高瀬

こちらこそよろしくお願いします。ご質問についてですが、私は、少なくとも、アメリカの大学進学を、高卒後の進路のひとつのオプションとして、日本の高校生全員が選択肢に加えるべきだと思います。

インタビューアー

全員ですか?

高瀬

はい、全員です。 あくまで選択肢のひとつとしてです。全員にアメリカに行けという訳ではないですが、高校生が卒業後の進路を考える時、「国立大学を目指すか 」「推薦で行ける大学から選ぶか」などを 考えますよね?その中に、「アメリカの大学を目指すか」という選択肢も、もっと自然に入っていいものだと思います。

インタビューアー

…それはちょっと、無理がありませんか?特に一般家庭だとお金も不安ですし、アメリカの大学に行けるくらいの英語力のある生徒なんてかなり少数だと思いますよ。

高瀬

お金の面は、この「アメリカ大学給付型奨学金留学プログラム」を利用すれば、例えば地方から東京の大学へ通う子と同じくらいの負担です。給付型ですから、卒業後に返済に苦しむこともないです。

インタビューアー

英語はどうですか? このプログラムも、TOEFLで61点以上の人が対象ですよね?

高瀬

そうですが、TOEFLスコア61点以上は、進路を考え出した時点で必ずしも持っている必要はないです。JAACで、勉強方法やTOEFL対策のできるスクールを紹介したりなど、アメリカの大学を目指すという選択をした生徒の、入学までの道筋づくりのフォロー体制は整っています。「国立大学を目指す 」と決めた生徒だって、その時点でセンター試験での合格点数を持ってはいないでしょう?

インタビューアー

確かに、そうですね。
それにしても、少し、話が脱線してしまいました(汗)
「なぜ、アメリカの大学を進路として選ぶべきなのか? 」について、話を戻しましょう。簡単に、アメリカ留学のメリットをお聞かせいただけますか?

高瀬

そうですね。理由は、大きく3つ程あります。
まず一つは、やはり英語力を身につけることが非常に重要だからです。そして、その重要性は増しています。中国の台頭なども騒がれていますが、その中国でも、エリート層はみんな英語ができるんですよ。世界の英語人口(非ネイティブを含む、英語が大丈夫なレベルの人のこと)も、どんどんその世界人口比を増やしています。現在で25%程、そのうち30%を超えて、そこからさらに爆発的に増えると予想する人も多いです。英語ができるのが当たり前になった社会で、英語ができないのは、非常に重いハンディキャップを背負うのと同じことだと思いませんか?

インタビューアー

そうですね…。でも、 AI技術の進化で、機械翻訳が格段に良くなっているとも聞きます。英語をわざわざ勉強しなくても、機械が全ての言語を一つに繋げてくれる未来がくる可能性もありませんか?それに、英語ならば、日本で勉強してもいいし、オーストラリアやカナダに留学してもいいですよね?

高瀬

そうですね。機械翻訳の進化について私は懐疑的ですが、ある程度まで進化して行く可能性は高いです。しかし、英語を身につけるということは、単に英語を日本語に変換することとは違い、文化や思想の根源みたいなものを理解することです。仮に機械翻訳が素晴らしく発達した世の中になったとしても、自分で英語を身につけた人と翻訳を使っている人では、決定的な違いが特にコミュニケーション面で残ってしまうと思います。

インタビューアー

なぜ、アメリカなのかについてはどうでしょう?

高瀬

それは、二つ目の理由と繋がっています。
二つ目の理由は、アメリカは依然として世界で最も重要な場所で、そこで勉強した人の人生を、より経済的に有利になる方向へ導いてくれる場所でもあることです。

インタビューアー

ほんとですか?

高瀬

もちろんです。いくつか例をあげましょう。 アメリカは、世界最大規模のGDPを有する国、最も新しいビジネスシステムや産業を発想し構築している国、ノーベル賞受賞者が世界で一番多い国、世界で最も億万長者が多い国 etc…他にもっとあります。ですので、日本人でノーベル賞を受賞している人なども、アメリカ留学経験があったり、英語で論文を書いたり、アメリカの大学と共同で研究をしていたりする訳です。日本の近年の有名な経営者も、アメリカ留学した時に時代の流れを感じ、これから伸びるビジネスのチャンスを見つけた人がとても多いです。サラリーマンになるにしても、英語ができて、世界の色々な国の人とコミュニケーションをとることができる人が採用面で有利なことは、間違いないですね。今は、新卒採用時に、TOEICのスコアを重視する企業が増えています。これからはTOEFLのスコアも見られるようになるでしょうね。

インタビューアー

なるほど。実際に成功している人でも、アメリカ留学をしたことでチャンスを掴んだ人が多いのですね。私も行きたくなってきました。笑

高瀬

JAACの「アメリカ大学給付型奨学金留学プログラム」に年齢制限はありません。あなたが留学をするなら相談にのりますよ。

インタビューアー

あ、ありがとうございます。では、その話は後で個人的にするとして… 三つ目の理由を教えてください。

高瀬

わかりました。三つ目の理由は、アメリカの大学では、得られる経験、出会える人の多様性が非常に豊富ということです。そして、それらの経験や出会いが、その人のセルフアイデンティティーを確立する大きな助けになると感じます。

インタビューアー

とゆうと?

高瀬

まず、アメリカは学問の面で最先端をいっている国です。世界中から、様々なものを学びたい生徒が集まります。生徒が出会えるのは、アメリカ人だけではないんですよね。ロシア人、サウジアラビア人、南アフリカ人、ブラジル人、中国人など、様々な国から来た生徒と友人になる機会に恵まれる。そして、様々な国の文化、宗教などに触れることで、いい意味でも、悪い意味でも、日本のこと、自分のこと、日本の家族や友人のことを再発見したりする。もともと強烈な個性を持ってアメリカ留学に行く生徒ももちろんいる訳ですけど、日本での集団生活に埋もれて、自分自身がぼやけている人にとっても、自分を発見する機会になっていると、様々な生徒を見てきて実感しています。

インタビューアー

なるほど。ありがとうございました!
最後に、アメリカ留学を検討中の悩める生徒に、一言お願いします。

高瀬

“You have nothing to lose. Just do it!”
自信なんてなくていい、やりたいかやりたくないかだけ考えて判断してください。
どこから始めればいいかわからない方は、毎月2回、東京四谷の日米会話学院で開催されている説明会&ワークショップに参加して、これからのプランを立ててみてください。日本の若者がもっと世界に出て行く手助けを、金銭面だけでなく、色々な角度から行なっています。

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